VMware の管理製品ファミリの一部である VMware vCenter Chargeback では、コストの正確な測定、分析、およびレポート作成が可能になります。コストに透明性を与え、コストの詳細を明確にすることで、ビジネス部門や IT 部門は、ビジネス サービスのサポートに必要な仮想インフラストラクチャにかかる実際のコストを把握できます。
VMware vCenter Chargeback は、VMware vCenter Server に完全に統合されており、IT コストをビジネス部門、コスト センター、または外部のお客様に関連付けることができます。これにより、IT インフラストラクチャ全体のコスト削減に向けて、リソースにかかるコストやリソース使用率を最適化する方法への理解を深めることができます。
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03-4334-5600
機能
VMware vCenter Chargeback は VMware vCenter Server に完全に統合されており、組織の部門および vCenter Server 内の既存の構造に基づいて、柔軟なコスト算出モデルを構築できます。VMware vCenter Chargeback の主な機能は次のとおりです。
チャージバック (課金) の階層管理
さまざまな部署、ビジネス部門、およびグループに対して仮想マシンおよびコストを容易に関連付けることができます。
- チャージバック階層。IT インフラストラクチャを企業構造にマッピングして、コストを算出します。仮想マシンと VMware ESX ホストをどのように割り当て、組織内のさまざまな部署、コスト センター、またはビジネス部門で共有するかを定義します。
- コスト共有。階層内の仮想インフラストラクチャの要素にコストを関連付けます。これにより、異なるビジネス部門間で、仮想マシンのコストを共有できます。
- カスタム属性。あらゆる階層レベルでカスタム属性を指定できます。
コスト構成
仮想インフラストラクチャのリソースに関連するコスト基準を定義します。
- コストのテンプレート。仮想マシンのコストを追加するプロセスを簡素化および標準化します。テンプレートを使用すると、環境の拡張時または新規の環境構築時に、既存のモデルをすぐに適用できます。
- 請求ポリシー。固定費、割り当てベースのコスト算出、使用量ベースのコスト算出、またはそれらの組み合わせに対応します。
- コストの算出基準。実際のコスト算出に必要なコストの算出構造、基盤のコスト算出モデル、固定費、および複数のレートを入力できます。
- 基本レート 測定要素 (CPU、メモリ、ディスク、ディスク I/O、ネットワーク I/O など) に関連する基本レートを定義できます。
- 固定費 算出不要項目 (ソフトウェア ライセンス、電力 / 冷却、カスタムの固定コストなど) に対し、階層ごとに固定費を設定します。
- 複数のレート要素 / レート乗数。よりハイエンドなストレージやサーバ、または SLA (サービス レベル アグリーメント) があるかどうかを考慮して、コストを算出します。これには、ディザスタ リカバリやバックアップ機能が含まれているか、本番用システムか開発用システムか、などの要素が含まれます。
- 通貨の選択。エンタープライズ規模のチャージバック (課金) の場合、さまざまな通貨に対してコスト基準を定義できます。
データ収集
仮想マシンに関連するコストを監視および測定します。
- 使用量のトラッキングの自動化。組み込みのデータ コレクタで使用量と構成データを収集して、チャージバック (課金) コストを計算します。
- 一時的なコスト モデル。時間の経過とともに変化するコストの条件とポリシーをトラッキングします。
- Chargeback データベース vCenter Server から収集したコスト基準および使用量基準をデータベースに保存します。
コスト分析とレポート作成
簡素化された請求およびレポート作成によって、IT コストに透明性を提供します。
- コストのレポート。指定した期間のコストとリソースの概要を含むレポート、または異なる 2 つのコスト算出モデルを比較するレポートを生成します。
- カスタマイズ可能なレポート テンプレート。ユーザー企業が自由にヘッダ、フッタ、ロゴ、タイトルなどをカスタマイズできます。
- レポートの配信。レポートのアーカイブ、スケジューリング、E メール送信、およびエクスポート (Word、PDF、CSV 形式) が可能です。また、Web ブラウザを使用してレポートを配信および表示することもできます。
- 複数の vCenter Server にわたるエンタープライズ規模の管理。複数の vCenter Server にわたるレポートの作成をサポートします。複数の vCenter Server 間で、単一のチャージバック階層を設定できます。
管理インターフェイス
vCenter Chargeback インフラストラクチャを監視および管理します。
- VMware vSphere Client との連携。vCenter Chargeback は vSphere Client のプラグインとして完全に統合されます。これにより、コスト算出モデルを構成し、レポートを表示するための、一貫性のある使用環境と統合機能が提供されます。
- Web インターフェイス。レポートの作成のロールを委譲できるため、管理およびレポート作成が容易になります。
- システム状態の監視とトラブルシューティング。組み込みのダッシュボードを使用して、vCenter Chargeback のシステム状態の監視とトラブルシューティングを行います。
- Microsoft Active Directory との連携。既存の Microsoft Active Directory 認証メカニズムに基づくアクセス コントロールを実行します。
- カスタム ロールと権限。ユーザー定義が可能なロール設定により、セキュリティおよび柔軟性を向上します。